■空へ「本」のマメ知識 !注意!このページは本「空へ」について解説しています、本とアニメを見た後で読んだ方がいいと思います ■本を片手に見ながら読むと楽しいと思います ■カバー表紙 みんなのうた放送当時、ラストシーン背景を元に岡本知高さんのシングルCD「空へ」 のジャケット裏の絵を作り、それを元に再構成して番組宣伝絵はがきを作った、 それをさらに作りなおして構成し表紙とした ラストシーン背景 CDジャケット裏 番組宣伝はがき 本の表紙 表紙のオコジョはアニメの登場シーンに使った絵を描きなおしたもの ■題名上の三日月 当初1枚目はアニメと同じに三日月の絵にする予定だったが変更になってしまった 始めにも月がほしかったので題名上に小さく入れる事にした ■ 1枚目「空」 2003年頃みんなのうた空へ初期構想段階にソラのハザマというテーマで描いていた絵の一枚を手なおしした そのころ作曲の松本俊明さんに見せ、曲のイメージの元になった。放送では題名後ろの絵に使っている 下が元の絵,本と比べると少し構図が違う ■ 2枚目「朝日」 本の為に新たに描いた絵、アニメでもそうだが実は海は絵でなく写真 2004年に島唄者の朝崎郁恵さんと「空へ」の音楽プロデューサさんに会いに奄美、沖縄に行った時 船上から撮影した奄美諸島のどこかの海 元になった写真の一部 ■ 3枚目「花星」 花星は「遠くはなれた人に想い乗せて届ける花星」という気持ちで描いた絵 入道雲は「悲しみの山」といい、沢山の人たちの想いと魂が集まって出来る雲 悲しみ山 ■ 4枚目「芽吹き」 本の為に新たに描いた絵、アニメとは違う視点で描いてみた、頭から花が生えるというアイデアを ホッチらしいといってくれた人がいたし、気にいっていたので登場シーンに使った ■ 5枚目「透きとおる青」 本の為に新たに描いた絵、「透きとおる青」をシンプルな空の絵で表した この言葉はハシケンさんが歌詞を描くときホッチの絵を見て最初に思いついたそうで この言葉を核に歌詞を完成させたそうだ ■ 6枚目「風と泳ぐ」 オコジョとイルカ以外の動物はアニメの各素材を加工して使っている 欄外までキャラクターをはみ出させるのはこの絵を描いていて思いついた このアイデアで本が少し明るく親しみやすくなったと思う ■ 7枚目「二匹、出逢い」 このイルカがオコジョのおなかにあごをのせているポーズは二人の出会いのために考えたお気にいり、 この絵の背景は登場キャラクターも決める以前に陸海空地下を合わせた絵として最初に描いた絵、 西洋風と東洋風を合わせたような作風も心がけた この画風を膨らませていく事により作品の世界が広がり、陸海空の生き物達が共演する作品となった ■本の背景はアニメの背景と見た目は同じだが本のクオリティを上げるため、 ほとんど絵の具で描いた原画を高画質でスキャンし構成しなおしているし、 オコジョとイルカは原画から描きなおしている 上が本の絵、下がアニメの画面。 ■ 8枚目「二匹、夕焼け」 アニメの夕方二匹がじゃれ合うシーンはしめ切り寸前に計画もなしにぶっつけ本番で作った 結果的にいいシーンになったと思う、本に使ったのはその一コマを本用に描きなおしたもの ■ 9枚目「夕焼け」 夕焼雲はコンピュータのフォトショップというソフトで描いている ■10枚目「色彩の森」 このあたりは静かな絵で後半を引き立てるよう構成にした ■11枚目「立ち昇る」 上昇気流を創りだす始点としてこの花を使った 元々昼の絵だったのを本のために夜の絵に描きなおした 元の絵 ■12枚目「命達、昇っていく」 オコジョとイルカと蝶以外はアニメの各素材を加工して本に使っている 蝶は構想初期段階で描いたイメージ画の再利用 蝶の元の絵、ごく初期の絵だが、花、雲、星と空への原形が見られる このような絵を描きながら空への世界を作っていった ■13枚目「風はそよぐ」 後半に見開きいっぱいの絵がもっとほしいという事で最後に作った絵 各背景素材をアニメの位置関係に矛盾しないように並べて間を雲でうめたらいい構図になった ■14枚目「生まれゆくよ」 月を咲かせ、星を産ませる事で命が旅立つイメージを表した 花びらはシャーペンで描いた絵、たくさんの花びらを一枚一枚描いて白黒反転したものを コンピュータ上で月の上に一枚一枚重ねている 花びらの一枚の原画 ■15枚目「星空」 本のラストは見る人が生き物達のこれからを自由に想像して余韻を楽しんでほしいという事で 星空だけを入れる事にした、この星空はCGのようだが紙にインクを息で吹いてはじいて描いた絵 ■カバー裏表紙 12枚目の絵の少し違うバージョンを使った、どこが違うか間違い探しも出来ます(笑) |